工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 ふつうにカワイイおうち/天井の格好をつける

図面で十分に記載していても、現場が進み立体化してはじめて内部空間の広さや大きさを感じ取るクライアントは多く居られます。
それはお客様が建築の専門家ではないのですから”ふつう”の事です。

写真は、この現場で天井の骨組みをし終えた部屋を撮ったものです。
この部屋も、設計当初はもう少し緩い勾配天井をイメージしていました。
しかしお客様と現場で打ち合わせをした際、ロフト部分を豊かにすることを理解し合った上で、天井の勾配を若干ですが変更しました。

ずいぶんと気長な家づくり、と思われるかもしれませんが、クライアントと現場でのコミュニケーションを減らし施工側だけの都合で進めるよりは「快適に向かう納得度」が違ってきます。
こういった時間のかけ方は、お客様によって夫々ではありますが、私はとても大事だと常日頃考えております。