工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 ゲストティーチャーとして

本日の午後の時間帯、子供の通う小学校でゲストティーチャーをしてまいりました。
授業は国語で「千年の釘にいどむ」(内藤誠吾 署)について、私の職業柄の立場で話をさせて頂きました。
「千年の釘にいどむ」というお話は、薬師寺の再建工事で和釘を製作した鍛冶職人・白鷹幸伯(しろたか ゆきのり)さんのお話しです。

子供たちへは、和釘の特長やその固定の方法を説明し、電気や重機の無かった時代に大きな木造の建物を造り上げた職人の凄さ。また木造に限らず建物を作るには、いろいろな職種の職人たちが懸命にかかわる事で出来上がるモノ、という話をしました。
また職人と呼ばれる人たちは「人様(他人)のために己の技術を活かし、向上心を持ち合わせる人」という説明も付け加えました。

私の話を子供たちがどれだけ理解してくれたかは?ですが…たとえば木造住宅でも、出来上がったものを見るより、出来上がるまでを見る子供が一人でも多く増えたら良いと思います。
そして大人になったら「モノづくり」の分野で、活躍する人が出て来てくれたら何よりです。