佐渡 断熱リノベ(改修)/無垢の出番・暖かい現場・我慢しなくてよい住環境を
暴風・波浪警報が発令された佐渡島です。
ともない船の欠航がありました。嗚呼!冬なんだなぁ、と思います。
「無垢の出番」
現場では、内部造作も順調に進み、床材を張り終え、壁に取り掛かりました。
壁仕上げに使用する材料は、国産の杉材で小幅の本実(ほんざね)品を使っています。また床に使用した桧は養生によりほぼ見えませんが、現場では木々の香りが漂っています。
「暖かい現場」
断熱の効果を工事途中の段階からお客様に喜ばれましたが、外気温が低くなった日にまた同じことで喜ばれていました。
御夫妻が以前言われた『冷えは、歳に応える』という年齢になったからではなく、今までの室内環境が冬寒かったのが原因です。
《住環境と健康に関する専門家:近畿大学、岩前篤教授による講演での写真》
「我慢しなくてよい住環境を」
縁起でもない寂しい話題をしますが、佐渡島では今年も秋から冬の変わり目に”忌まれた家”が多く目につきました。死亡原因はいろいろ有ると思いますが、私の立場から申せば『冷えの健康障害を抑えられる家=高気密・高断熱の家』にすることで、病気の予防にもなり、ヒートショック死から身を守ることが可能になります。
昔よく聞いた「我慢こそ美徳」より、季節の厳しい時にこそ安心して生活できる住環境を設える事を私は強くお薦めします。(そう改善する事は、光熱費の削減にも直結しますので)