佐渡 古材をリユースした納屋の新築/その後
まだ寒いものの、雪溶けた足元では春の近づきをゆるりと感じる今日この頃の佐渡島です。天気予報でも雪ダルママークの出る日はあっても、地元の人から見れば”残る雪では無く、すぐ溶ける雪”という印象を持つ時期に入りました。
「その後」
昨年末に仕上がったこの建物ですが「(内と通じやすい)屋外での作業スペースを」という話となり、冬の天候を見ながら作業を進めてきました。
そして先日この工事も終え、この建物は更に豊かになりました。
今回の作業は、(港湾や岸壁のデッキ材としても使用されている)耐久性の高いマサランを使用した屋外床(ウッドデッキ)を作り、ヒノキと杉材でスリット付きのソデ壁を付け加えました。これでこの建物の使い道や作業性も上りましたし、長く使用してゆけると思います。
私としても、単純な形状をしたこの建物が、使い込まれゆく経年変化でどんな風に渋くなってゆくのかとても楽しみです。