工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡:古いモノを知る

長女の通う小学校で「古いモノを知る」という課題が出たため、僕と娘が先週末古いお寺に出向き、住職の話を聞いてきました。

このお寺は、佐渡に流刑となった”日蓮”が赦免状を受けた縁(ゆかり)の寺で、赦免状を届けた弟子の日朗というお坊さんが建立したもの。
「日朗山 本光寺(ほんこうじ)」といいます。
※日朗に関するウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%97

「なぜ日朗山。山が付いているのですか?」
「いつ頃建てられたお寺ですか?」
などなど、素朴な質問を子供はしていましたが、傍で聞いていた僕も住職の答えに「ホウーッ、なかなか歴史というのは面白いモノだ。」と納得する内容でした。

島内に普通に在るお寺でも、そのお寺の歴史を紐解くとなかなか奥深いモノが感じ取れます。

さて、このお寺には「赦免石」という日蓮縁の石もあり、開眼成就の石として静かに据えてありますので、一度足を運ばれても面白いかも知れません。

※写真はそのお寺の紅葉と落葉。背景の苔や石畳などが、落葉を色鮮やかにバックアップしている気がしました。