工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

改修工事《集い》:補強作業など

昨日からこの現場に《集い》始めた専門家達により、補強作業や新しくする改修作業が順調に進められています。
✿当社スタッフ(大工職人)は、壁補強や床下地の作業を進めています。
 
左写真は建物をこれまで以上に丈夫にする為、スジカイ(ブレース)をタスキ掛けにしたものです。また右の写真は、今回のプラン変更に伴い新たに建てた柱とスジカイです。(このプランに変更する前は、フスマが4本建っていただけの状態で、真上にそっくり2階の壁が乗っている不安定な状況を判断した上で、お施主さんへプラン変更を提案させていただきました。)
✿防湿対応
不良個所について以前も書きましたが、この建物では防湿に関しても「建物内部の土間コンクリート(ベタ基礎)のレベルが、周囲の地面よりも低い」という問題がありました。
その状況により、土間コンクリートと接する立ち上がり部分の根元がジンワリと濡れていて、風通しの悪い隅の部分では、かなりの湿気が残っている様子でした。
 

今回僕達は、写真の様に厚めの防湿シートを土間の上に貼り立ち上げ、その上から床下調湿用に「佐渡産竹炭」を敷設することでこの問題に対応します。

✿設備業者は、配管・配線作業を進めています。
設備業者は、水周りへの配管作業を進めつつ、浴室部分は砂利によりかさ上げして、土間コンクリートを打設し、その上にユニットバスを設置する予定にしています。また以前の業者が開けっぱなしだった基礎立ち上がり部分へはモルタルを詰めるなどの補修を行います。

また電気設備業者も、使い易い位置への配線移設や新設を行っています。