工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 《地産古材に惹かれ》

3月13日にこのブログで書いた「古民家解体物件から古材を譲り受ける」話が、解体関係者のご理解を頂ける事になりました。関係者の皆さん、本当にありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/takumi-2jam/20080313/1205395046

数日前にこちらの意向への了解を受け、僕らの方で事前準備に入り、古材を外しやすく、傷付けないように養生を済ませ、本日の午前中、解体業者の方達のミーティングに僕も参加させてもらい、譲り受けたい材料などを説明させていただきました。

ミーティング中「川上さんもモノ好きだねぇ」「こんなモノ持って行ってどうするっちゃ」・・などなど他社の皆さんによりいろいろなご意見も出ましたが「後で欲しいと思っていても手に入らないモノも在りますし、職人の手の跡が残った地元の大きな古材は魅力的です。」と僕も受け答えさせてもらった次第です。
今日から2,3日は専門業者さんだけで解体工事を進め、来週に入って当社のスタッフが合流する予定になっています。
現在の佐渡では、古い家屋も崩すばかりで、古材の価値は、まだまだ再認識されていない状況ですが、僕としては(以前も書きましたように)将来の新築や増改築の現場で”古くても趣のあるビンテージ材”といった意識を持ちながら有効的に再・活用をしてゆきたいと思っています。