工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 社休日の現場:古寺山門にて檀家の方と

社休日だった13日の土曜日に、現場の進みぐらいの確認を含め天井の張り替えをしているお寺の現場に向かいました。

現場に着くと初老の方が現場を見ていたので、声をかけるとそのお寺の檀家の方でした。
その檀家さんは、休みの日にも関わらず、雨も降っていないという事で現場周辺の掃除に来てくれたのでした。(大変ありがたいと思いました。)

「川上さんは無垢をよく使うと聞いていたから心配はなかったけども、ここ(改修現場)で使われている様な佐渡のアテビやケヤキは、すぐ欲しいと言っても手に入らんからなぁ〜。よしんばケヤキがあったとしても、何年も寝かして乾かしてから使わんと駄目だし…。」とこの現場の前半で行った仕事の状況を見ながら話をしてくれました。(一般の方でも特にお年寄りの方達は、佐渡の木についての知識・常識が有るものだ…と感心しました。)

また帰り際に、あらためて「佐渡の無垢材を出来るだけ使う姿勢を、守り続けてゆきたい」と思いました。