工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 外壁改修工事現場にて

昨日から外壁改修する現場にスタッフ総動員で取り掛かりました。
まず安全足場を組み、解体時の養生シートや既存外壁を外して”骨組みの点検”。
腐食していないかどうかを点検・確認してから作業を進めます。
今回のこの物件は、在来木造の貫構造(スジカイは入っています)ですが、間柱や断熱材がほんの一部にしか入っていなかった為、間柱を新たに入れ防火地域サイディングの下地にします。またお客様が数年後Uターンされる事も聞いていた為、この機会に断熱材を入れる事としました。
※下の写真は、この現場の工事の流れです。

外壁改修工事では、重ね張り工法といって既存の外壁の上から新しい外壁材を被せる施工をする会社もある様ですが、僕達はその工法を原則採用していません。
理由は、外壁の下にある骨組(構造材)の腐食の状況や断熱の状況を把握せずに作業をすすめる事は、僕達に仕事を依頼してくれたお客様に対して納得のゆく外壁改修とはならない為です。(お客様が結果的に不安を残す様な工事は出来ない為です。)