工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 早春の住宅読本

本日の佐渡は午前中晴れていたものの、夕方になり曇ってきました。
明日以降週末までは雨模様となりそうです。
《住宅読本 (建築家)中村好文 著書》
新潟への出張時には必ずと言っていいほど(佐渡に無い)大きな書店に立ち寄り、数冊本を買って帰ります。
今回買ってきたのは中村好文さんの描いた「住宅読本」という本。
中村さんは、故・吉村順三さんのもとで学び(働き)、現在は住宅作家と名がつく方で、派手さはなくても快適な住宅を造り続けている方です。ちなみに彼の設計した住宅では、クライアントへのいたわりや優しさの様なものが、隅々まで伝わってきて僕も尊敬する大変好きな建築家の一人です。
また彼は”詩人”的な柔らかい発想をしている事にもあこがれます。

今回の本もやはり彼らしい文章の書き方で、読みやすく、住宅の建築に対し凝り固まって疲れかけた状態の時には癒しすら感じる内容の本でした。一気に全部読むも良し、思い出しては読み返すのも良しの内容でした。(ナイトキャップにも持って来いの本です。)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《かわいい手土産には訳が》
これまでの出張帰りには…妻から「また仕事の本ばかり。」と〈まったくしかたないわね光線〉を浴び続けていたことも多く、これも致し方のない事だと思っていましたが、最近は妻だけでなく子どもたちにも手土産を買って帰る回数も増やす様にしました。
手土産といっても大きなかさばるモノではなく、書店の下の階にあるロフトで販売している可愛いシールが好評で喜んでくれます。
ただ沢山陳列している可愛いシールを、どれにしようかなぁ?と迷いウロウロしていると今どきの女子高生に「変なおじさん光線」を受け、その後のレジでも(この男の人可愛いシールばかり買って変な人、などと思われないように)「自宅で待っている子供用ですから」とラッピングを聞かれもしないうちに喋り出す自分が実は居るのでした。