工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 古民家に住み続けるセンス

ちょっとした所用で、古民家を訪ねました。
吹雪く中、風で動きが硬めになった玄関戸をあけて中に入り、僕はすぐに「オーッ!!(いい、センスしてますなぁ〜)」と驚きました。

低い天井の部屋は、さながらアジアンテイストの読書&リスニングコーナーとして上手く活用されていました。
天井の低さが全然気にならない、というよりむしろ低いから落ち着く、といった感じでしょうか。

続く奥の部屋でご夫妻と談笑し、お茶をいただきましたが、古い格子戸の前には白い火鉢、その中には竹炭がはいって、普段の生活で使われている様子でした。(その部屋も大変センスの良い使い方をされていて、感心と同時にウレシクなりました。)
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こちらの古民家に住んでいらっしゃる方たちは、僕よりかなり若いご夫妻で、さらに驚きましたが、古くても内部の何とも言えない”落ち着く感じ”に愛着を持っているご様子でした。

無垢、本物、自然素材…そういったもので作られている家は、時が経ってなお良くなるものだ、と帰り際に思いました。