佐渡 手塩オニギリのおすそ分け
数日前のこと。
夕食時、子供たちが妻のにぎったオニギリを食べたい、ということになった次第。
手に塩を付け、炊きたてのご飯をにぎり、(子らが食べやすいようにと)小ぶりの出来立てを食卓にあげてくれた。
シンプルだが、実に美味い。
茶碗によそったご飯に塩をふったのと、素材の組み合わせが同じでも、不思議と味は違う。
あまりにも美味いので、私は本能的に次へと手を伸ばす。
子らは「お父さん、食べすぎー」と声をそろえ、猛抗議。
その抗議を受け遠慮していると、末っ子からおすそ分けが。
まだ台所に立つ妻も微笑んでいる。
実にありがたい、と思うと同時に、なかなか気のきくことが出来るまで成長したのがウレシイ。
そして、そんな家族で囲む食卓が、うれしい。