佐渡 早春にお抹茶
本日の佐渡も、曇り時々晴れの天候。
気温は15度ぐらいで、暖かいです。
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所用の出先にて、(茶道の作法を知らない私が)お抹茶を頂く機会に恵まれました。
その後ちょっとした話をした後、許可を得た上でちゃっかり写真を撮らせてもらいました。
そしてその帰り道、掛け軸に書いてあった禅語の「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」という文字が頭から離れませんでした。
不躾かも知れませんが私は、勝手ながら有意義な時間を過ごすごとが出来ました。
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「事務所に戻り一考」
最近の住宅では、和室も少なくなり、それ以上に「床の間より収納」という合理化を選ぶ事例が多くなってきたと思いますが、住んでいる人の心の静けさやゆとりを生み出す、あるいは人を活かし直す空間づくりは床の間という形態を問わず大切である、と感じました。
また過去の住宅では、和室だからという安易な理由で「床の間」が作られたのかも知れません。
むしろ「床の間の意義」を理解して、家づくりやその場の生活で生かしてゆけば良かったのでは?とも思います。
そういった意味でも、静かにいろいろ考えたお抹茶のほろ苦さでございました。