工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 地産材の製材

本日の佐渡の日中は、予報よりも良い天候に恵まれましたが、雨降り前の蒸し暑い感じでした。
また日を追うごとに実る田の面積は少なくなってゆく時期になりました。
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今日は父と共に、製材所へ地産材を挽きに行って来ました。
父は80歳と高齢ですが、台車を運転している若いオペレーターとやり取りをし、予定通り製材を終えました。

どんな職業にも有る「勘どころ」。
私はこれまでも製材に行っていますが、今回は特にその点をさらに注視しながら、今回の製材に立ち会わせてもらいました。
自然木ゆえに、曲がっていたり、根元部分と上部の差が大きかったりする場合も有りますが、そのあたりを迷うことなく臨機応変で指示を出しておりました。

現代は丸太から製材する機会がとても少なくなっていますが、「原木の内からイメージする」事は、木で家づくりをする私どもにとって、とても大事な感覚だと再認識した次第です。
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追記/原木を床材として使用するための自然乾燥期間について
昨日、携帯電話かスマホのアドレスから「伐採した原木を床材料にするまでは、どの位の期間、自然乾燥させますか?」という問い合わせを受けたのですが、そのアドレスにパソコンから返信しましたが送信できませんでした。
そのため、この場で回答させて頂きます。
「私どもは、床材として使用できるまでに、伐採した原木を製材してから3〜6か月自然乾燥しています。また自然乾燥期間は、原木を伐採した時期と乾燥させる時期によって変わります。」
お問い合わせ、ありがとうございました。