佐渡 納屋の新築/建て方
初夏の陽射しは強いものの、吹く風が心地よい佐渡島です。
緑も多く、海に囲まれた”島という環境のありがたみ”だと受け止めています。
《苗育つ風景》
「納屋の建て方」
先週忙しくさせて頂いた時の事になります。
手刻みの納屋の建方を行いました。
当日は、晴れ間に恵まれそこそこ風の吹く良い日和でした。
《差木梁の組み立ての様子》
長方形の建物の四隅には、能登アテビの5寸角柱を用い、梁材にも大きな成の材料を使用。
また出入り口となる箇所には、古民家の仕様である「差鴨居」の手法を採用し、柱の腰を安全に抑える工夫をしています。
《建て方時》
木造の建物では、専門工場のオートメーション工作機械で刻む”プレカット”が多くなりましたが、大工職人が墨付け刻みをする今回の様な機会に恵まれた事をありがたく思っています。
来週から屋根工事にも入ります。
そろそろ梅雨の雨が心配になりましたが、その前には何とか屋根工事だけでも終えたいと思っています。
では、これからもよろしくお願いいたします。