工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 スタディ模型/相互理解しやすい打ち合わせのため

どうも寒い冬は、まだまだ続くようだ。
今晩から明日にかけて、佐渡でも厳しい冷え込みが予報されています。
ブログをご覧の皆様も、体調管理と凍結予防にお気をつけ下さい。

「スタディ模型」
大工スタッフが現在進めている現場監理に加え、計画や設計も同時進行中です。
今回ここで紹介する計画は、短冊の様に細長く、奥に行くほど狭まっている敷地に建つ(御夫婦が中心となって営む)飲食店。
平面計画は営業時の動きやすさなどを考慮し、ほぼ煮詰め終えているところですが、立体的なこと(断面や高さ、形状)は、どうも図面じゃ伝えきれない!ので、スタディ模型を作り打ち合わせしました。

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打ち合わせ時は「私が検討したり、お客様との相互理解を深めるためのスタディ模型なので、これが完成形ではありません」と前置きしたのですが、御夫妻は立体的にわかりやすくなった点を、とても喜んでくれました。今後の打ち合わせ(内部を煮詰める段階)でも、図面よりスタディ模型優先で進める事になると思います「^^」>



佐渡 手仕上げ/御堂の部分改修

ここ2日ほど落ち着いた天候が続いた佐渡島です。油断はできませんが、雨雪の降らない天候は落ち着いて居られますね「^^」
アッ! 今外見たらチラホラ雪が降り始めています。ありゃりゃ。

「職人の手で仕上げ」
仮組みを終えたので、一度材料をはずして個別に仕上げをする段階になりました。
そして使用される材料の内、下から見える材料を仕上げています。それらの材料は、御堂の床面から約4m上った位置に取付けられますが、鉋で丁寧に仕上げられ滑々にしています。
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 いっぽう現場は、建物周辺だけでなく屋根にも雪が多く残っていますので、天候と雪解けの状況を見て着手の判断をする事になります。
「もし・・・」
 実はこの仕事は、昨年の内に屋根の木造骨組み部分だけでも組んでおき、夏前に茅葺きを!という話も出ていましたが、我々の繁忙により今の様に進める事になりました。雪多く荒れた今年の冬を振り返りますと、当初の予定通り取り掛かっていたら工事途中での倒壊など大変な事になっていた可能性もありましたので、いろいろな意味で安堵しています。そして落ち着いて取り組もうと考えています。

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《本日の晴れ間に、新穂田野沢あたりから大佐渡山脈を見る》

佐渡 仮組みをかなり終え/御堂の部分改修

ここの所落ち着いた天候ですが、3日前までは雪かきの連続でいまだ筋肉痛が残っております。異常気象を体感する冬ですね。

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《仮組みを見上げた様子》

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《仮組みした全景》

工場内で仮組みを進めてきた作業も、大きなハプニングも無く順調に進み昨日区切りのよい所まで来ました。
大工スタッフは、細かい部分のすり合わせに精を出しています。

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「納め方のコダワリ/軒先天井板の納め」
細かいことですが…この部分に使用する天井板は、板同士を突き合わせるのではなく、板の両端で長辺方向を斜めに削ぎ、その削いだ面同士が重なり合う様な納まりにしています。
こうすることで、施工後に板の間が空いてしまったとしても、隙間としては目立たなくなります。この方法は、工作機械が無かった頃からの材料の納め方です。
この場所自体仕上がればわかりにくいのですが、こうした所にもキチンと技術を注ぐようにしています。
ちなみに天井板の木材は、佐渡産の杉板15ミリを使用しています。

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佐渡 仮組みを始める/御堂の部分修繕

「断水の件/ご心配をおかけしました。」 
過日の断水の件では、全国ニュースで報じられたこともあって、遠方からもご心配頂きありがたく思っています。弊社や私とスタッフの居住地域では、一部で断水となりましたが、現在は通水しておりますのでご安心ください。
※昨日は、災害支援で来島していた自衛隊員の皆様も引き上げて行きました。寒い中でしたが、連日ありがとうございました。

「仮組みを始める」
慎重に、そして順調にこの仕事の作業も進んでいて、先日から工場で仮組みを始めました。
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《すり合せ調整をする大工スタッフ》

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《仮組みスタート時の様子》
この過程で、すり合わせや部分修正などさらに慎重に進めて行く事になります。
こうしたお仕事は、稀な機会でもあり、大工スタッフにおいても良い経験をさせて頂き、ありがたく思います。

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佐渡 急告!/量水器周りだけでも雪かきを!/寄り添う家づくり

断水が続いている地域の皆様にはお見舞い申し上げます。
【急告として】
通水している地域のご家庭におかれましては「量水器周りだけでも、雪かきしてメーター点検する事!」をお勧めします。
※報道を見ていますと、行政職員や消防隊員などが1件づつ家の漏水確認に回っている様ですが、何よりも住んでいる方自らが量水器の場所を明確にし、点検しておくことは、漏水の早期発見と被害の早期把握につながります。
また漏水が確認できた場合は、速やかに量水器内のバルブを閉めてください。(噴出して目に見える漏水だけでなく、壁内での漏水で気づき難い場合もあります。)

その為の行動順序

1:量水器の場所をたしかめる。
 この辺だったかな?と思っていても、意外と離れた場所だったりしますし、この時期は雪で隠れてしまっている場合も多いと思います。落ちついて雪かきして下さい。
2:量水器周辺の雪かき
 量水器のフタが開閉でき、その周辺に人がしゃがめるほどのスペースが必要。
3:量水器内の点検確認(家内の蛇口がしまっているのにコマ※が回っているかどうか)
 漏水しているかどうかをご自分の目で確かめる事が出来ます。
※昨日のブログ↓に書いてありますので、ご確認ください。

http://takumi-2jam.hatenablog.com/archive/2018/01/29

実は弊社工場の量水器も雪の下にあり、今後の事を考え目印を立てておくなどの対応をしてみました。
被害の少ない事を願いつつ、ご参考になれば幸いです/川上巧

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佐渡 漏水かどうかを確かめるには/寄り添う家づくり

 佐渡島では、低温(氷点下)の日が続いたことで水道管が破裂した後に、寒さが緩んで水が漏れる事故が相次いでおり、水道の使用量が急増したことで貯水池の水位が大幅に低下する状況になってしまいました。このため昨日(28日)の午後5時ごろから給水の停止(断水)や制限をしています。
 そのため本日から災害派遣を依頼された島外自衛隊の皆さんが、給水車輛を島に運び込んで、市職員と共に水の不自由にたち向かっています。
※参考リンク:NHKニュースから引用

www3.nhk.or.jp
【漏水かどうかを確かめるには】
断水の状況だけでも不安や疲れは溜まって行くと思いますが、まずは御自宅の水道の自主点検をお勧めします。
手順は、以下の通り簡単です。
①量水器を探す。
②水道メーターの状況を確かめ、漏水かどうかを把握する
③漏水している場合の対応
具体的には、本日私が行ってきた点検写真をアップしながら下に説明します。
①-1量水器を探す。

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↓だいたいこの辺りだったかな?という場所の雪をかき…量水器を確認!
実は私が想っていた場所からは、ちょっとずれた位置に量水器は有りました。
ポイント:普段から量水器の位置を覚えておくか、冬は近くに印を残す!

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①‐2:量水器のふたの開け方※女性やお年寄りでも簡単にできる方法

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②-1:量水器の内部を確認

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写真の様に量水器のフタを開けると、検針メーターと配管、そしてバルブが確認できますので、まずは自宅で水道を使っていない事を確かめた上でメーター部分に注目して下さい。

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ここで注目するのは、銀色の多角形部分(コマと呼んだりします)が回転しているかどうか!です。
家で水を使用していない(家の全ての蛇口(水栓)は閉まっている)のに、この部分が回転しているとなれば、漏水している事になります。著しい漏水の場合は、この部分が勢いよく回転し続けます。

②-2:漏水している場合の対応
まずは、バルブを水道管と直角方法に回してください。そうすることで、水はメーターの手前で止まること
になります。
※2枚上の写真で示した止水状態にする。

②-3:漏水していなくても今後の凍結破裂が心配な場合
量水器内のバルブを閉めたら、水道メーターから家の内部までの配管内に残った水を抜く事をしてみてください。方法は簡単です。家内部のどこでも良いですから、蛇口(水栓)を開け水を出し切ってください。(ただしそのまま捨てるのは断水中は勿体無いので、容器に受けた方が良いです。)

③漏水している場合の対応
これまで出入りしている水道業者が各家庭にはおられると思いますので、その業者さんへ直接状況を伝えて下さい。その際は、より具体的であった方が対応も的確になると思います。
例えば…
「(具体的に)※※で水が噴き出している」
「家で水を使っていないのに、水道メーターの銀色のコマが回っている」
ただ私の聞いたところでは、現在水道業者も多くの物件の対応に追われ、順番待ちになる様です。
それでもバルブを閉めておくことで不自由は有るにせよ、漏水の状況を確認や改善もされますので一定の安心につながると私は思います。

以上、お役に立てば幸いです。

川上工務店/川上巧

=追記/量水器とバルブが別々の場合=
古いお住まいの場合、稀に量水器とバルブが別々になっている場合があります。(下写真)

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この場合は、量水器で銀色のコマの回転を確認し、バルブを水道管と直角方向にする事で大丈夫です。

佐渡 反り/御堂の部分修繕

工場では、古い御堂の部分修繕にともなう屋根材料の墨付け加工に取り組んでいます。

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住宅では一般的な材料は直線的ですが、今回の様な事例では見える材料も反りの曲線が出てきます。そして材料のサイズも大きい!
現場で既存の材料を慎重に写しとり、新しい材料へ墨付けし加工する…そんな感じで進めています。
ちなみに使用している木材は、現場付近で調達した佐渡産の杉材です。

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