佐渡 工芸
仕事の事が頭から離れず、夜中にもかかわらず事務所に来ました。
現在午前1時15分。
事務所の入り口を開けると、静かな空気の中、木の香りを感じます。
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◆身近にあった竹工芸の作品
佐渡汽船ターミナルに近い場所で、竹工芸の大きな作品を飾ってある食堂があります。
水辺を魚が泳いでいる様子を表現しているものですが、たまに食堂へ行くとこの作品を眺めながら食べるのが楽しみです。
この作品に使われている竹も多種多様で、中にはかやぶき屋根から出てくる煤竹(すすたけ)も使われています。
以前≪佐渡の竹炭≫の時にも書きましたが、佐渡もかつては竹の名産地でした。
こういった地元の素材を使った若いアーティストが、佐渡で制作をする・・そんな事が、今後増えてきたら良いのにな・・などと考えました。
◆漆絵
昨日このブログで紹介した漆塗りの職人さんは、建築物関連だけでなくいろいろと漆を使った作品も、手掛けています。
以前僕が見せて頂いたのは、行燈(あんどん)や一輪差し。木の表情に艶と言いましょうか、色気を加えたような味わいのある作品を見せて頂きました。
さて、ここに紹介するのは、漆塗りの絵画。
さすがに制作手法までは教えて頂けませんでしたが、木目の重なり合った所に、いろいろな色の漆を磨り込んで、立体的に仕上げています。
漆塗りの奥ゆかしさに感心しました。