工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡産木材 大切な待ち時間

本日の佐渡は、冬特有の変わりやすい天候で、日が差してきたかと思えばすぐその後で吹雪いてくる・・そんな状況です。


※写真は冬の百合の状況。背景の雪に映えて、枯れた花の部分が印象的です。

✿出番を待つ木々達

僕達の会社の木材は、仕入れをしてすぐ現場に持ち込むことは有りません。

一定期間佐渡の風にさらし、乾燥させ、環境になじんだところで現場に運ぶのが一般的です。
ケヤキなどですと最低でも5年は自然乾燥をしています。)

さて・・・そうしている理由は、非常にシンプルな事です。
つまり木材は乾く事で強度を増しますし、含水率の高い木を使用すれば、私達に仕事を授けてくれたお客様の信頼を裏切る事にもなるためです。



社休日の本日、僕しかいない静かな工場の奥で、多くの木々達が香り立ち、出番を待っています。