工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 工場に古材来る

本日の佐渡は曇りの天候。月末で年度末という事もあり、慌ただしい一日です。

✿古材が工場に
さて…今日の午前中から予定通り丁寧に古材を外す作業を行い、午後になって工場に届けられました。
現場にスッと立っていたそれぞれの材料も、工場の土間に並べてみるとその大きさ(存在感)に驚きと喜びを感じます。

 

届いた材料を眺めていたら、差し木と呼ぶ長方形の梁のほぞ(シャチ)部分に、建てられた日付が書かれていました。
「明治34年 旧12月14日」と読めそうです。
という事は今から107年前の古材を僕は目にしていた事になります。
あらためて「ホ〜ッ」とため息が出ました。
なお書かれていた場所は、梁の内部で組み合っていた場所の為、最近削って仕口を付けたかのような新しさでした。

さて…以前ここで紹介した土蔵の古材と今回の古材で、工場も狭くなってきましたので、明日以降は手の空いたスタッフからこの材料の汚れ落としと片付け作業を行ってもらう様にします。

もしこのブログを見て一度古材をご覧になりたい方など居られましたら、(有)川上工務店ウェブのメールアドレスからご連絡いただければお見せできますので、遠慮なくお声掛けください。