工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 手でも考える《free‐hand‐sketches》

改修工事を進めている各現場も順調に作業がはかどっていた事もあり、これまで頭の中だけで考え続けてきた新築計画のプランニングを今日からフリーハンドで描き始めました。
まず計画段階で定規を使うのは、間取りを決めつけてしまう事にもつながるので、僕の場合は最初のうち”筆ペン”を使って柔らかい線で計画を進めてゆきます。また間取りを考えつつも、立体的にはこんな空間に出来たら良いな、を同時進行で進めるようにしています。

《余談:物価高騰と慎重な品(業者)定め》
或る大手メーカーの営業マンが本土勤めの課長さんを連れて、ウチの工場に来ました。
初対面の課長さんと佐渡の木造住宅の建設状況などを話した中で
「これだけ生活物価が上がってくると、普段の買い物ばかりでなく家の建て替えや修理といった建築の分野にも大きな影響が出て来る事でしょう。ちょっとした改修工事ひとつ依頼するにもお客様は安易な判断をせず、信頼できる工務店かどうかを慎重に選ぶ事になるでしょう。それはメーカーも同じ事です。」といった話にもなり、大変納得した次第です。

僕は、課長さんが帰った後、丁寧な家づくりや手直しに対し、想いを強くしました。