工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

昨日の「情熱大陸」を見て

僕が昨日放送された「情熱大陸http://www.mbs.jp/jounetsu/2008/11_09.shtml」を見て思った事はいろいろでした。
同業の立場で思った事は…
・木の組み上がった家はやっぱり良いな。
・宮内棟梁の「木造に対するこだわり」には多くの点で共感できる。
・100年、200年持つ家を作ろうとする志にも共感した。
・「職人としてのこだわり」が発揮できる機会(現場)を得て良かった。
などなど。
一方別の視点で思った事は…
※番組中「一般住宅の4倍の量の木材を使用した工法」を見て
・あの工法だと工事費は高くなり過ぎないのかな?
・あれほど多く木を組み合さないと(継手をしないと)耐震上いけないものなのかな?
・お施主さんとのやり取り(打ち合わせ風景)なども番組中見たかったな。
といった事でした。

30分の放送時間で、彼の苦悩や努力がすべて表せるものではないと思いますが「木を組み上げて、何代も持つ建物を造る」事を地方の若い棟梁が取り組んでいる事は、心から嬉しく思い、自分自身の励みにもなりました。