工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡 古材を活かし直し、新しい現場へ

本日の佐渡は、風を付けた雨。
思っているほど、晴れ間は続かないものですね。
とはいえ徐々にですが田畑の風景も、水を入れ始めたり、耕し始めたりと変化してきているこの頃です。
・・・

今日は、縁あって授かった古民家の木材/古材を、活かし直して(現在進めている)増築工事の現場で使う為の加工作業をしています。
作業は、解体時の汚れや釘・金物を外してから、削り、必要寸法に割ってゆきます。

今回の古材では、よく再利用するケヤキに加え、(今では手に入らない希少な)クリの木も混じっていました。
昔の佐渡では、良い木がいっぱい有ったんだと思います。
当時それらの材料を使って家を建てた頃は「無垢しか無い時代」
それこそ自然素材あふれる家しか無かった時代です。

さて、加工も進み、今まで汚れていた古材も、削った面は息を吹き返し、真新しくなりました。
そしてこの材料を新しい現場で使うことで、これらの木々もさらに長生きしてくれることと思います。