佐渡 いかにも!木造住宅
本日の佐渡は、午前中久しぶりに通り雨が少しだけ降りましたが、また暑さも戻ってきました。
夕暮れ時の事務所の外ではヒグラシも鳴いています。
・・・
私、勝手ながら「いかにも、木造らしい家」について、常日頃から思考と実践をスタッフとともに深めている日々が続いております。
なぜか?と申しますと、昨今の住宅の仕様が(フェイク品である)建材に依存しすぎて、せっかく骨組みを木造で造っていても、完成が近づけば近づくほど、木造らしさ(木造の良さ)を封じ込めている気がするためです。
予算やクライアントの好みといった事情も有るにせよ、住宅は間取りだけでなく、部屋の高さ関係や造り方次第で居心地良くなったり、そうでなくなったりします。
時間がかかっても思考を深め、現場で活かしてゆけば「いかにも(誠に、実に)木で造られた家」につながります。
木造住宅を考え・造り出す(設計&施工する)私どもが、無垢材や自然素材から遠のくつもりはアリマセン。