佐渡 細部にこだわる／改修工事の現場から

弊社の大工スタッフによる造作も、残すところわずかになってきた現場です。

写真は、引き戸を多用する場所のものです。

私どもは、部屋の出入り口については、開きドアは(原則)使用しません。

引き戸であれば、風や光をスムースに通しますし、出入りの際に場所も取りません。
また介護手摺りの取り付ける場合は、出入り口建具の近くにまで取り付けられる点もメリットだと思っています。

そのため写真の様な場所の納まりには、設計段階から細心の注意をはらい、大工スタッフは現場で(写真では伝わらない様な)微妙なところをきれいに納めるよう腕をふるっています。

今回この現場では、ヒノキなどの無垢材を使い納めました。
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このように建具を開け放てば、広がる豊かさは、実に日本的な工夫だと思っていますので、私どもはこれからも多用して行きます。