佐渡 手仕上げ/御堂の部分改修
ここ2日ほど落ち着いた天候が続いた佐渡島です。油断はできませんが、雨雪の降らない天候は落ち着いて居られますね「^^」
アッ! 今外見たらチラホラ雪が降り始めています。ありゃりゃ。
「職人の手で仕上げ」
仮組みを終えたので、一度材料をはずして個別に仕上げをする段階になりました。
そして使用される材料の内、下から見える材料を仕上げています。それらの材料は、御堂の床面から約4m上った位置に取付けられますが、鉋で丁寧に仕上げられ滑々にしています。
いっぽう現場は、建物周辺だけでなく屋根にも雪が多く残っていますので、天候と雪解けの状況を見て着手の判断をする事になります。
「もし・・・」
実はこの仕事は、昨年の内に屋根の木造骨組み部分だけでも組んでおき、夏前に茅葺きを!という話も出ていましたが、我々の繁忙により今の様に進める事になりました。雪多く荒れた今年の冬を振り返りますと、当初の予定通り取り掛かっていたら工事途中での倒壊など大変な事になっていた可能性もありましたので、いろいろな意味で安堵しています。そして落ち着いて取り組もうと考えています。
《本日の晴れ間に、新穂田野沢あたりから大佐渡山脈を見る》