工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

佐渡の工務店として 地産地消:佐渡産木材の活用

今日の午前中、わずかな時間ですが材木業者とミーティングを行いました。(以前も佐渡産木材の自然乾燥でお世話になった事業所に出向いてきました。)

話のテーマは「佐渡産木材の活用」についてで、山から木を伐り出し製材する立場での話や、製材された木材を活用し快適な家づくり(改修・リフォームもふくむ)を目指す事などを話し合いました。

そこで、集落や個人の手入れが行き届かなくなった杉林の間伐を行い、光と風を森に入れる事により、少しづつでも佐渡の山の環境改善をし、山から出てきた木材は佐渡の風で自然乾燥して建物に活用するのが直近の目標としました。(今秋から早ければ取り掛かりはじめるかも知れません。)

さて…現在の佐渡の建築事情・景気は大変厳しい感が有りますし、僕らの様な小規模事業所が取り組むには大きなテーマ過ぎるかも知れませんが、お互いが将来のお客様の為に少しづつでも前向きに取り組む事の意義は在る、と僕は考えています。

※写真は、今週初めに仕入れた佐渡産の杉板(厚み25ミリ)を、会社の空き地で自然乾燥しているものです。この材料の行き先は、既に決まっていますが、しっかりとした厚みのある無垢材で室内なども施工したら結構良いのでは…と多様な活用方法も思い浮かびます。