工務店 佐渡 takumi-2jamの日記

佐渡島で自然素材をふんだんに使った家づくりに取り組みながら、気ままに書き綴っています。

「佐渡 島暮らし再考の機会」

たいへんご無沙汰してました。
島は新緑生い茂る景色の中、田植えを終えた景色と澄んだ海が広がっています。

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三密とは程遠い環境の佐渡島ですが、コロナ禍ではマスク着用や手洗い・うがいをはじめ”新しい生活様式”での生活・仕事を続けています。

外出を自粛する中、私的には活字を読み、映画ソフトを見る機会が増えたと同時に、これからの家づくりについても考える事がいろいろ有りました。

(1)リモートワークと島でおうち暮らし

 現実として、コロナ禍で働き方を見直し交代勤務や在宅で仕事をする都会の方も増えました。
 この機会に、地方の再創生!と声高らかに述べませんが、リモートワーク出来る環境を佐渡島でも整えたら実家が残る島出身者だけでなくこの島の魅力を感じる都市在住の人々の移住は、空き家問題の解決にもつながり儚い夢ではない様に思います。
 地域なりの風習・習慣もある中、住む人が支え合って暮らす環境は佐渡島に残っていますので、この機会にご検討いただけますと幸いです「^^」

(2)島に在宅で仕事のできる(しやすい)おうち
 在宅でリモートワークする方にとっては、家庭のプライバシーと業務の守秘を確保できる形が良いと思います。特に小さなお子様の居るご家庭では、配慮も必要になってきます。

 
島の古い家の場合であれば、家が大きいので空き部屋を仕事部屋に活用することが容易な解決方法だと思います。

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また別棟で建つ納屋の活用や空き地にリモートワークできる小さな部屋(空間)を増築する事も可能だと思います。

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 畑向こうの小さな小屋で仕事をし、家に戻るときには新鮮な野菜を摘んでくる…そんな生活イメージも考えすぎではなく、島では容易に出来ることです(^^)

 ただどんな場合でも、リモートワークするには仕事の資料や必要な周辺機器から文具や消耗品までも置けるスペースは必要です。整理しやすい収納も、場を作る際は大事なポイントですね。

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