佐渡 被災地の友より

本日の佐渡は、10頃までどうにか晴れ間を保っていましたが、それ以降は北西や西風が強く吹き、流れの速い雲を眺める天候になりました。
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茨城県にいる友人より、昨晩久しぶりに連絡があり長時間話を聞きました。
連日のニュースでは、放射能対応に重視され、関東地方の地震被害状況は報道の割合も少なめだと思いますが、友人はかなりキツイ思いをしたようです。
(津波の影響はなかったのですが)揺れ始めてから動けない不安、電柱がしなりながら次々と倒れてゆくのを目にしながら、自分よりも家族の安全を願ったあの瞬間。
初日の避難所で、物の奪い合いをしている人同士の醜い場面にも遭遇し、やっと逃げてきたと思っても落ち着かず、寒さや水不足の避難先でのストレスも経験したとのこと。
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彼は、もっと早く私に電話しようと思っていたらしいのですが、様々な不安と無力感、家族が全員無事だった安堵、近い将来への気持ちなど、気持が入り交ざり落ち着いて人と話もできなかったため、地震発生から1週間後になった、心配をかけたな…と言っていました。

何か必要なものがあれば、佐渡から送ることを約束し、電話を置きましたが、その後しばらく考えることも多い夜でした。

冷静に、落ち着いて、人格を損なわず。